TOKYO LAND

新年あけましておめでとうございます。今年も年賀状の制作が大変でした。よくよく考えてみると、僕の年賀状は「案出し」「レイアウト」「仕様選考」「見積もり」「宛名書き」と結構多くの行程を経て完成しています。なので「う〜ん、大変だな…。年末の忙しい時期にこういう風習を作った過去の人ってアホなのかな？  それとも昔はもっと日本がゆっくりした国だったのかな？」とか色々思いを馳せながら仕上げました。本題の今年の年賀状ですが、今年は昨年の年賀状と真逆のコンセプトで制作してみることにしました。昨年は「オール手書き」がコンセプトだったので今年は「オールフォント」、昨年は「背景は黒、差し色は赤」だったので今年は「背景は白、差し色は緑」ということに。アルファベットの「U」はフォントで作った蹄鉄跡です。跡なので型押しは浮き上がらせるのではなく、押し込んでもらいました。「白い雪の上についた蹄鉄の跡から新緑の草原が覗いている」というところまで考えて作ったのですが、そこまで意図が伝わったら奇跡ですね。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

NTスフール：スノーホワイト：1070×788mm Y目 T-210｜スミ+特色｜型押し